千島列島・南樺太の領有と北洋漁業の拡大による港町の発展と近代築港を描く通史の第2弾
北洋漁業の策源地函館、南樺太まで商圏を広げる小樽などを描いた第一巻に続き、江戸期から開拓が始まった国後島と択捉島、千島列島周辺海域の水産業の根拠地として発展する根室、南樺太に連絡する稚泊航路によって発展の端緒を開いた稚内、オホーツク海の流氷を活用した都市づくりを進める紋別、日本近代築港史上に残る難工事に停滞を余儀なくされた留萌、〈松前三湊〉の一つとして栄華を極めた江差、鰊漁で得た地元の富を町発展のために築港に注いだ岩内、襟裳岬を迂回した寒流と津軽海峡から分派した暖流が合流する日高沖の大漁場を控えた浦河の歴史を描いたものです。