2016年7月5日に北海道大学百年記念会館において、日中韓北極セミナー(North Pacific Arctic Research Community 2016 Meeting in Sapporo ～ Sustainable use of the Arctic ～)を開催いたしました。本セミナーは、韓国、中国に続いて第3回目の開催となるもので、韓国から韓国海洋開発院(KMI)、韓国極地研究所(KOPRI)、ソウル国立大学(SNU)、韓国船舶海洋技術研究所(KRISO)、仁荷工業大学(ITC)、韓国外国語大学校(HUFS)、の6組織、中国から上海国際問題研究院(SIIS) 、中国極地研究センター(PRIC)、中国水運科学研究院(WTI)、の3組織に参加していただきました。また、日本からは北海道大学北極域研究センター(ARC)、(一財)国際臨海開発研究センター(OCDI)、(公社)北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)の各共催組織をはじめとして、そのほか10組織、さらに一般市民の方の参加もいただきました。

　セミナーでは各研究機関の北極域に関する研究及び取組の紹介や、北極域とアジア諸国の関係などについて活発なディスカッションが行われました。最後に、第4回目となる次回セミナー(2017年)は韓国釜山市で開催することが確認されました。