一般社団法人寒地港湾空港技術研究センター COLD REGIONS AIR AND SEA PORTS ENGINEERING RESEARCH CENTER

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「ザ・シンポジウムみなとin石狩湾新港」開催報告

 令和5年10月5日(木)に、シャトレーゼ ガトーキングダム サッポロにおいて、31回目のシンポジウムを開催しました。今回のシンポジウムは『石狩湾新港の可能性と未来を語る』をテーマとして講演とパネルディスカッションを行い、石狩湾新港の果たす役割や将来像について有識者が意見を出し合いました。会場での参加とWEBによるオンライン視聴を合わせて、約530名と多数の参加がありました。
 はじめに、主催者を代表してザ・シンポジウムみなと実行委員会の眞田仁 委員長、開催地を代表して加藤龍幸 石狩市長、迫俊哉 小樽市長(代理)から開会の挨拶がありました。
 第1部として当センターの眞田仁 理事長から、『石狩湾新港の整備効果と振興ビジョンについて』と題して石狩湾新港の紹介があった後、第2部では、二村真理子 東京女子大学現代教養学部教授から『次世代物流・流通システムにおける競争力の強化』と題して、物流効率化、脱炭素化、公共交通の充実が求められる石狩湾新港の将来像についてのご講演がありました。さらに、渋谷正信 海洋エネルギー漁業共生センター理事からは『洋上風力の石狩湾沖展開と水産業の協調的発展』と題して、海の環境回復や海洋人材育成を目的とした活動のご経もを踏まえて、今後の洋上風力発電施設の立地と水産業の協調などについてのご講演がありました。
 休憩をはさんで、『石狩湾新港の可能性と未来を語る』をテーマに、パネルディスカッションを行いました。パネリストには、ご講演のお二方に加え、紫藤正行 札幌商工会議所副会頭、稲垣仁志 大和リース(株)北海道支店長、折谷徳弘 石狩湾新港管理組合専任副管理者が登壇し、フリーアナウンサーの渡辺陽子氏をコーディネーターとして熱心な討論が交わされました。
写真1 寒地港湾空港技術研究センター理事長
眞田 仁 氏
写真2 東京女子大学現代教養学部教授
二村 真理子 氏
写真3 海洋エネルギー漁業共生センター理事
渋谷 正信 氏
写真4 パネルディスカッション